挫・人間 blog


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ファックミー

9.13

従兄が結婚することになった。INUや筋肉少女帯やら、ゆらゆら帝国やらを教えてくれた従兄がぼくは大好きで、挫・人間のライブもよく観にきてくれていた。
ある日突然パンクロッカーになると言って上京、半年程で夢破れ実家で公務員の仕事をしている。

しみじみして彼が作った「病むイモ」という曲を再生すると裏声で意味不明の言葉を叫びながらシンセサイザーの鍵盤を叩いている音が聴こえてきて、なるほど、人生とは意外となんとかなるものだ、と思う。

9.13

ネギ嫌いなんだから、おれのラーメンには最初からネギを入れるな、というお客様のご要望にお応えすることを求められる苦痛はあるが(比喩ですよ)それを一切無視しているからといって、頑固オヤジのラーメンがマズいこともある。


9.14

昔ちょっと好きだったコが「ファックミー」と繰り返し歌っていた。
なんだか遠い町のナイショ話を聴いたみたいに思った。景色でも季節でも、通り過ぎたともだちとかに想いを馳せて歌う姿はぼくの目にもうこの世にいないひとのように映って思わずそのコに話す言葉を探してる自分に気が付いた。

いつも赤い口紅が同い年らしくなくて、たまに俯いてどこかを見てる目がぼくを見たときに、言葉を探してる自分のこころすべてが見透かされてる気がしていた。

指がぼくの好きなカタチをしていることとか、ギターを弾く姿をみて初めて気付いたのだった。


9.15

友達と電話してギャグみたいな内容の話でポロポロ泣いてしまった。どうしてこうなるんだろうな、ってそいつは言ってた。

卑屈な攻撃性が悲しい出来事や自己嫌悪からくるのなら、君がいまそれでもここにいたいと思ったのなら、それだけはこの世に存在する数少ない正しいことだとおれが決めつけてやる。

わけのわからないことばかりだ、それでも、それでも、今までわからなかったことが、今少しずつ言葉に出来てるように、これからもっとわからないことが起こるはずだから。


9.16

通り魔のヒッチハイクの出発を見送った。
今ヤツの家は鍵をかけていない。チャンスである。

2時間ほど時間をかけて遂におもいやり心溢れる男性の車に乗って彼は東京ICへと去っていった。

人の優しさだけでここまでやってきた男がこれまた人の優しさに乗って1200キロ越えようとしている。1200キロの優しさ。
でもどーせ、つまらない感想しか出ないんだろうな。暇で迷ってるヤツが人生で何度かしかやらないようなことをやってるのを見るのは好きです(部屋のパソコンから)


9.17
お茶を飲んだ。
スポンサーサイト

メガザル

友達が死んだ。死因とかはよく聞かなかった。おれは君の友達だったし、君はおれの友達だった。なんだかすごくずるいと思ってしまった。


葬式で似合わない喪服を着る。これから先、君はずっと、しんみりのシンボルだ。思い出す度に、あんな思い出があったね、なんて話になるんだと思った。そうやってよろこぶのも悲しむのも気持ち悪いと、そのとき君の顔を見ながら思ってた。


「大人になったら補助魔法を使えるようになるんだと思ってたんだよね」


「下川くん、人間は魔法使えないよ」


「いや、そうじゃなくて、ドラクエであるじゃん、マホトーンとか」


「またゲームの話か」


「小学生の頃は一度も使わなかったけど、大人になったらそういうのをうまく使って上手に戦闘こなしていくんだと思って」


「使わないの」


「いや、使うようになったんだけど。最近同級生が結婚してさ」


「へぇ」


「妊娠して、車も買ったんだって」


「すごいね」


「想像できなくて、自分に子供ができるとか、車を買うとか」


「いや、それはダメだよ。みんないつかそうなるんだよ、無理してでもやらなきゃダメでしょ」


「そうかもしれないけど、みんなどうやってるのかなって思ったんだよね」


「……魔法なんてないよファンタジーじゃないんだから」


なにがあったって、おれはいつものように起きたら食パンを焼いて食べるだけだ。いつも通り。形が変わっていくだけだ。だけど食パンに感謝はしないでしょう。不自然もすべて飲み込むよ。悪いものも栄養にしちゃうくらい人間のからだはばかだから、ごちそうさま。またねがあるなんて思ってるんだ。

だけどジュリー

もうとっくの昔に過ぎ去ってしまったひとのことを、一年に一度くらい思い出してしまうことがある。
そいつらが引っかかる釘は、いつも頭の中の未練や後悔に突き刺さっていて、不意に、何かの拍子で、僕の意思に関係なく、ぶらさげる。
処女信仰みたいなものを僕は持ち合わせていないけれど、もしも好きな女性の頭の中に深く食い込んだ釘があって、そこにいつまでもぶらさがり続ける奴がいるとすれば、そいつのことは恨めしいと思うことだろう。その釘を抜くことは僕には出来ないだろう。

「もっとアブないものがみたいの。私の夜は長いんだからね」

あの、僕よりひとつ上の女のひとは僕にそう言うと、誰かと英語で電話し始めた。彼女はなんか、よくわからん女で、ライブハウス前の地面に座り込んで英語の歌を歌ったりしてて、最早痛々しかった。
しかし、オッパイがデカくて好きだった。彼女が一度しゃがみこんだときに見えた豹柄のパンツは、僕にとって、同じ高校生の履くものに思えなくて、彼女がすごくすごく大人にみえた。僕の知らない世界に繋がっているような気がして彼女をみるとワクワクした。

そしてある日の夜、タクシーに乗って何処かへ行ったきりだったけど、結婚したのだと連絡がきた。あの落ち着かないバカ女をしまっておけるような男がいるのか!それはすごいなかっこいいなと素直に感動した。Facebookの登録名の、苗字が変わっていた。ふしぎな気分だった。Facebookで夫の写真を保存して、彼女が夫といんぐりもんぐりしているところを想像した。何故か、吸ったことのないタバコを吸いたくなった。悲しくもなく、それは自然だった。喜ぶべきだった。もしくは、おどけていつものように、あの女結婚しやがって、と、怒ってみるべきだった。意味もなく一ヶ月ヒゲを剃るのをやめてみたりした。彼女とは何もなく、次元の違う人なので何も期待していなかった。その上、皆さんよくお分かりのように僕は最近までとてもデブだったし、自分に自信を持つようなことはあってはならなかった。期待をしても打ち砕かれるだけだった。しあわせを感じると、それを失うことが怖くなって、自ら目を背け、不幸になると落ち着いて悲しんだ。

そんなのもそこそこに楽しみ、通り過ぎ、どうでも良くなった頃、離婚したと連絡がきた。愛に耐えきれず首を吊ったらしい。糞尿を垂れ流して死ぬ寸前のところを発見されて、離婚が決まったらしい。旦那は16歳上の彫刻家。そのときまで全く気付かなかったことだが、僕がいつも手の届かないところにいて、どこでもニコニコと呑気に楽しんでいるものだと思っていた彼女は決して僕が想像している程バカな女ではなかった。
彼女の長い夜は、ただの闇だったんだろうなとそう思った。何かに責められるような時間を振り切るために彼女は夜でもどこか灯りのついた場所にいるしかなかったんだ。
酔うと英語でしか喋らないバカ女だった。勝手に旅に出て、いつもどこにいるかわからない。フォレストガンプという映画を思い出した。愛ってなんなのだろうか。なんて言っちゃう彼女の恥ずかしさは健在で、それがむしろ物悲しかった。

もう、理想は消えちゃったからさ。と言っていた。理想が消えるまで、人は走り続けなければいけないのだろうか。
それがもし、マッハの速度で地獄に向かっていたとしても?それがわかっていても?
崖から転落する、その直前まで?もしくは、転落してみるまで?

自分の死がみえて、何かを悟ったように優しく微笑む人間の顔がおれは一番嫌いだ。
今までありがとうとか、今までごめんね、とか、ピアノの曲が聴こえてくるようなことを言う。バカバカしい。台無しだ。そんなに生きることに未練があるのなら、最初から逃げていてくれ。誰が泣くものか。と思う。
壊れる前に逃げるんだ。お前を責める声が届かなくなるところまで。どこまでも。後ろ指をさされたとしても。
逃げろ!とても耐えられない現実がお前の目の前にあるのなら、逃げろ!すべて投げ出して、泣きながらでも、謝りながらでも、 逃げ出すんだ。なにもかもかなぐり捨てて、誰よりも惨めな姿で、再起不能の有様で、戸惑いも捨てて、逃げるんだ。一目散に、金を払ってでも、裏切ってしまっても、誰かを殺しても、今すぐに!逃げろ!やりきれなさも、もうたくさんだ。バッドエンドの連続。立ち上がれない。それならば這ってでも逃げるんだ。逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ!!間違いだとわかっていても、結んだ手を振り払ってでも、苦痛に顔をゆがませながらも、逃げろ!必要とあらば、誰かを悪者にして、逃げる理由にしたっていい。すべて何かのせいにしてでも、逃げろ!憎んでしまえばラクだ!逃げろ!しかし、やっぱりまわりはかこまれている。どうせお前はお前自身から逃げ出すことはできない。一生お前一生現実。でも生き延びるためならば、どこまででもその現実から逃げてほしい。どうせダメだとわかっていても、ガンツとかで、すぐ殺される奴くらい情けないツラをしてでも逃げるんだ。逃げるのが偉いんだ。逃げろ!!

雨にバカにされてる気がした

友人から電話がかかってきた。
「最近何してんの」とか「何か面白いこと言ってよ」とか、学生時代から彼は話すとそればかり言ってたのだけど、よく考えたらあの学校で、最初は別のさりげないグループの一員だった彼が完全浮きまくりの僕に話しかける時点で彼が最終手段に出たことは明白であったし、そのことを踏まえて僕に放った言葉の内容を思うとなんだか色々考えてしまって、「そんなぁ」だとか返していた。

ヤンキーでもオタクでもない、部活に入ってても中堅どころで活躍してて、身分相応の恋人がいたりして、成績もそこそこで、テレビとかよくみてて、言ってることもつまんないのに、そんなものだということを理解した上で納得してて、一見誰にでも優しい。という男子のグループ内でイジメが起こることはない。彼らは誰にでも優しい。「クラスの一員」になることを選んだから、彼らはクラスの誰かを自発的にハブったりすることはないんだろうと僕は思っている。

気まずい空気を吸い続ける努力が報われた歴史を俺はしらない
なんて、調子のいい誰かさんが歌ってるのを思い出した。高校一年生のときに行った修学旅行中のバスの中でイヤホンしてずっと聴いてた音楽で、とても好きだったが、そんな救いのないことってないじゃないか。なんて思ったりした。いつでも傷つけたい誰かがいることは、おかしいのだ。本当は草食動物のような彼らを社会的に食い潰すことができない醜いバケモノみたいなのが僕で、残酷にも彼らは僕を傷つけるがそれはいつだってきっと無意識なのだ。

もし僕が同じ立場で、同じように追い詰められたとき。そして言葉を選ばず相手を選んで、もし彼に話しかけたら相手にされないんだろーなーなんて考えながらも、僕は彼よりも立場が弱く、なんだか悪いようにもできず、「無茶ぶりだよぉ」なんて言ったりした。

「久しぶりだよなー、バンド調子どうなの」

「あ、うん。メールで送った通りアルバムとか出したよ」

「そうなんだ。てか宣伝メール見てなかったわ。なんかいいよなー。やりたいことがあって、それに向かって頑張ってるならさ。」

「いやぁ、うへへ(^◇^)」

「モテるの?バンド」

「モテるモテる。おれはもう高校の頃のおれじゃないんだよ…モテる(^◇^)」

「いいよなー。おれ彼女作ろうとしたけど、微妙だったんだよね」

「(^◇^)」

「そうそう、サークル。酔わせてワンチャン狙ったんだけどダメでさ」

「(^◇^)」

「そうなんだよ!意外とね。だから次は新歓狙うわ。OBとかになったらもっとやりやすいんだろうけど」

「(^◇^)」

「でもお前モテるんだろ~?いいよなぁ、選びたい放題じゃん」

「(^◇^)」

「やっぱ料理とかうまい彼女欲しいわー。部屋とか掃除してほしいじゃん。あとやっぱ処女がいい」

「(^◇^)」

でもや(^◇^)なことない(^◇^)んとにしあわせ(^◇^)だと(^◇^)にいって(^◇^)wwで(^◇^)(^◇^)ろうして(^◇^)さぁ。(^◇^)やっぱ(^◇^)お(^◇^)(^◇^)(^◇^)

きっともうムリだと思ったので、自分のフィールドの話をすることにした。「めぞん一刻」を読んだと言うと、昔アニメで見たと言う。ケーブルテレビ。羨ましい。そして少しの間をおいて彼はふいにこう言ったのだ。

「でも音無さんってさ~…所謂ビッチだよな」



「バババババッカも~ん!!」

おれは怒った。初めて彼に怒ったのだ。うちのドラムの吉田は夏休みデビューしてきた同級生に原因不明のマジギレをかまして、胸ぐらを掴み、「いい加減にしろよテメー」と凄んで謝らせたらしく、僕は、そんな傍若無人な話があるか!と驚いたものだけど、今ならわかる。そうだ、おれの中の何かが、ここで怒らなければ、怒らないおれをきっと後悔するに違いないというのだ。だから、おれは、怒った!

「そそそそそれだからおれもお前もモテぬのだ!!」

「えええ、モテるって言ってたじゃん!!!」

「うううううるさい察しろ!!!そのお前のお前そのお前、お前の無知蒙昧さを恥じるとともに人を傷つけていると気付けよな!!!」

「はぁ?ww」

「で、でも君の言いたい事はわかるよ…。ハハ、そうだよね…(^◇^)」

電話を切っておれはモヤモヤしたまま、とりあえずライブ告知のツイートをしたりした。

そりゃあ、五代くんの気持ちになるとそりゃあ…わかるよ!つらいよ!だけどおれは、女なんてビッチでない方が不自然だとすら思うぜ…!
それはおれが今迄いかに不幸だったかとか、そんなことは関係ないのだ!おお、友よ。おれたちをみろ!どうだ!自分に都合のいいことを今まさに言っちゃってるんじゃないか!アア人間とは…。

それでも某漫画のハチマキの男性はおっしゃったのだった。「愛することだけはやめられない」と。
おれたち人間は、どこにいても不愉快。そしてどこに行っても不愉快。そんな人間を愛してしまったりするわけじゃないの…。
ミドリカワ書房ことミドシン大先生が、「ユミコ」という曲で「仕方ない、僕はこのバカな女が好きなんだ」と歌われたように、もう、前世でなんかやっちゃったとでも思って諦める…というか受け入れるのはどうでしょう…。(ちなみにミドシン大先生とは9.29の吉祥寺でご一緒させていただくヨ)
問題はビッチだとしても好きになってしまったとき、おれたちはどうすればいいのかってことだ。常々。

おれたちの恋愛ってのはまずうまくいかない。

でももう何十年前の作品にそんなナウいケチのつけ方するのもおもしろいよね。
これからは音無さんみたいなヒロインなかなか出てこないんじゃないかしら…。なんて、最近俗に言う萌えアニメの楽しみ方がわかってみてる僕は思ったのです(Aphex Twinと近い!)それでもやっぱり、マジでビッチ!みたいな人のことを好きになってしまったとき、おれたちがどうするかだよな…。

話を、もう大分、わけのわからぬ方向に突っ走らせてしまった…。しかし、こういうのを、最近よく「あのクソ女殺す…」って言ってる奴から話を聞いて僕は思ったのね…。結局、何もかも許していけたらいいなと思うんだよね…理想を言えば、納得できれば言い訳だから…プライドなんて無いに越したことはない…許したい…ビッチも、ダメな自分もね…。僕だったら殺したいけどねぶっちゃけ…。音無さんは好きだけど…。


相手を殺したら、相手はいなくなり殺人者の自分が残されて、かといって死ぬのもみじめでさみしくてこわくて…受け入れ難い…。やっぱりそれでもおれたちが生まれたこの世界で直立して生きてくって姿勢が大切なんだ…。槍は毎日降るけど…。人生の意味などわからぬけど…。

ソフトなギャグがせいいっぱい2

「おれたちも東京行こうよ東京」

「金もないのに」

「そうそう、行きの金と携帯だけもって」

「住民票も持っていかなん」

「ハハハ」

「そうなると下川くんちに世話になることになるからね。2人して」

「えっ!超イヤだ!」

「それでバイトもせんのやろ」

「ウンコも漏らすしね」

「たまごっち以下じゃないですか…」

「下川くん流して!って」

「イヤだなぁ」

「あー養われたい」

「福ちゃんは可愛げがないけん養われないやろうね」

「まあそうだね」

「それで、ほおっておいて大丈夫だと思われてる」

「ほおっておいたらダメだよ。ウンコ漏らしまくって、なんかそういうデジモンに進化しちゃうよ」

「スカモンみたいですね」

「でもスカモンから完全体に進化するけんね」

「それだ。早く進化したい!」

「でも福ちゃん、デジモンは進化するために勝敗問わず15回は戦闘せんといかんらしい」

「…」

「…」

「戦ってるよ」

「でも福ちゃんはもうそこで打ち止めかもしれんね」

「ならいっそ殺してよー」

「ははは」

« »

06 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

haburashiko

Author:haburashiko
FC2ブログへようこそ!

最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive RSS Login
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。