挫・人間 blog


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リンナ、リンナ、リンナの爪を磨こう

僕の友達でよく笑うやつがいた。
そのひとはくだらないことで呆れるほど笑うひとで、僕はその、なんの裏表もない感情表現だとか、ぶっさいくに歪む笑顔がとてもすきで、僕はそれをみると気分がよくて僕もついうへへと笑ってしまうのだった。
しかしそのひとはあまり自分のことを話さないひとで、会う機会がだんだん減って、久しぶりに会うたびにどんどん笑顔は減っていった。日に日に弱っていく捨て犬みたいだった。
ぬれそぼった犬は、びっくりするほどちぢんでしまう。
汚れは洗い流されず自らの毛にからまったまま、呪いのように残り続けるんだ。


喫茶店で1人でコーヒーを飲んでいる老人は隣に座ると高確率で話しかけてくることを知ってる。
僕はただでさえひとと話すのが下手なので、そういうのはとても億劫で、できるだけ相手にしたくないんだけれど、そのひとのさみしいかおだったり、申し訳ないような笑顔をみたくなくて、無理してあわせてしまう。
ぬれそぼった犬はいつも凍えて汚れている。僕の足元をくるくる回る。
よく言うことをきく。
けど犬は犬で、頭は良くても人間ほどじゃない。
犬には純粋どころか、邪悪な気持ちがない。ただ舌をだして、じゃれてくるのだ。
それが鬱陶しくても追い払えない。涙をこらえて汚れごとだきしめてしまう。
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Comments

 
電車なのに泣いたじゃんかもう

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